1915年8月21日付秋田魁新報 秋田中学 全国高校優勝野球大会準優勝の軌跡 当時の記事書き起こし
2018年8月21日、第100回全国高校野球選手権大会(通称:夏の甲子園)が終了しました。結果を振り返ると、大阪府代表の大阪桐蔭高校が史上初の2回目春夏連覇を達成しました。
しかし大会の主役をかっさらったのは、説明不要でしょうが、我が秋田県代表の金足農業高校でした。ニュースでは、103年ぶりの決勝進出、第1回大会以来の決勝進出という見出しや説明が躍りました。
そこで、8月末に地元秋田魁新報社1階で開催されていた報道紙面展で展示されていた1914年(大正4年)当時の記事コピーを書き起こしてみました。これは同社が写真撮影OKとしていましたので、閲覧時にスマホで撮影し、後日図書館で詳細を確認したものです。後日、時間が出来ましたら、訳文を加筆する予定です。
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大正四年八月二十一日
秋中勝つ
九對一の左にて
東北を代表して大阪朝日主催の全国優勝野球大會に参加したる秋田中学選手は一昨日午後一時より大阪豊中のグラウンドに於て関西を代表したる山田中学と戦ひ九對一の差を以て集中の勝となれるが昨日は早稲田實業と試合したる筈にして其結果は別報すへし秋田中の選手左の如し
投手 長崎 廣 捕手 渡部 純司
一塁 信太 貞 二塁 斎藤 長治
三塁 鈴木 久米治 遊撃 小山田推一
左翼 羽石 信一 中堅 丹 市郎
右翼 野口 眞吉 補欠 土井 繁治
補欠 高橋 巍
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